作曲家 金子忍の 提供できる仕事
すでにできている曲(メロディー)にハーモニーをつけたり、伴奏をつけたり、いろいろな楽器編成に作り直したりします。
※既成曲の場合、作曲者への許諾をとっていただく必要があります。この手続きは、依頼者の方にお願いいたします。
編曲には、
・歌うためのカラオケ音源を作る
・生演奏のための楽譜を作成する
・複数の楽器で器楽演奏するための楽譜を作成する
といったニーズがあるかと思います。
また、
「ソロボーカルのバンドアレンジ曲→合唱曲に」
「ピアノ伴奏の曲→吹奏楽のマーチに」
など、すでにアレンジされた曲を、別なイメージや楽器編成、演奏形態に編曲したいということもあるでしょう。
音源を作成する場合と、生演奏を前提にした楽譜を作成する場合(あるいは両方)で、条件に違いがでてきます。
音源作成
いわゆる打ち込みと呼ばれる方法で、コンピューターで楽譜を作った後、サンプリング音源という、生楽器の音を録音したデータを合成して作った音で再現するものです。ポピュラー音楽のカラオケやテレビの音楽などは、ほとんどがこの方法で作られています。
以前は「ああ、パソコンの音だな…」と聴いてすぐわかる電子的な音色でしたが、現在では、生楽器と聞き間違うほどの音色のものがあります。
私は、用途に応じて複数の音源を使い分けていますが、個人的には、なるべく生楽器に近い音色の音源、なかでもやわらかく優しい音色のものを好んで使っています。(お好みに合わせて、音色のご希望にもある程度お応えします)
歌入り音源の作成も可能ですが、別に歌を録音する必要がありますので、その分の時間と料金は別にかかります。
実績例)
『ブタッコリーの歌』(作詞・作曲=吉田幸子・21世紀文化振興会より委嘱)
神奈川県綾瀬市公認キャラクター『ブタッコリー』のイメージソングとして、21世紀文化振興会代表の吉田様が作詞作曲され、CD化に当たってアレンジをさせていただきました。
詞の内容や曲調から、ブラスバンド風アレンジをこちらから提案させていただき、音源を作成しました。
その後、さらにコンセプトを伺い、間奏の位置や2番と3番のアレンジを少し入れ替えた複数のアレンジを聴き比べていただき、最終版を制作しました。
レコーディングと編集は、ご紹介したスタジオ(横浜市あざみ野)で行い、私も立ち会わせていただきました。
完成したCDは綾瀬市内で販売される他、市内の幼稚園に簡易版奏楽譜と共に無料配布され、活用されています。
『願う力が魔法に変わる』(作詞・作曲=北島尚志)
あそび劇表現活動Museumアフタフバーバン20周年記念CD
詳細=後日記載予定
打ち込みの場合、生楽器では不可能な音域やフレーズの演奏も可能で、音源として再生することが目的の場合には、自由に作ることができますが、生演奏を前提とした場合には、実際に人が楽器で弾けるように作る過程から制約を考える必要がありますし、一応できあがってからも本当に弾くのに無理がないか、より一層入念な検証が必要となります。
私は、念のために知り合いの演奏家に確認をしてもらうようにしています。
また、楽譜も、見やすいように書式を整える作業が加わります。
ですので、再生用の音源のみを必要とされる場合よりも、手数と時間と、場合によっては費用もかかることをご承知下さい。
なお、作成した楽譜の、サンプリング音源による演奏音源は、楽譜と同時にできるので、楽譜と一緒にお渡しできます。
歌入りの音源を作る場合は、別に歌を録音する必要がありますので、その分の時間と料金は別にかかります。→レコーディング(歌入れ)
実績例)
『ブタッコリーの歌』(作詞・作曲=吉田幸子・21世紀文化振興会より委嘱)
音源作成もさせていただいた上記の『ブタッコリーの歌』を本伴奏用ピアノアレンジをし、さらに、幼稚園や保育園の先生にも弾きやすいよう、簡易伴奏ピアノアレンジの楽譜と音源を作成しました。
『願う力が魔法に変わる』
音源作成もさせていただいた上記のCD『願う力が魔法に変わる』の表題曲を、小学生が歌うためにピアノアレンジを依頼され、オーケストラ&バンドアレンジをピアノ用に編曲し直しました。
既製音源からの聴き取り再現音源(楽譜)作成
既成の曲の音源から聴き取って再現音源を作ったり、別アレンジに直す、というご要望もしばしばいただき、対応させていただいています。
"創作"ではないので簡単なことと思われがちですが、例えるならば洋服のリフォームのようなもので、音源を聴き取るという作業が入る分、ゼロから作曲や編曲するよりも手間や時間がかかる面があるということをお含みおき下さい。