作曲家 金子忍の 提供できる仕事 作曲
私が最も多く経験し、得意としている分野です。
主に歌のある作品を手がけてきましたが、ブリッジ等、歌以外の劇中音楽ももちろん作ってきました。
演劇の中の歌は、台詞や語りでもあるので、耳で聞いただけで歌詞のことばがわかり、そのことばに込められた想いや気持ちを表現していなければなりません。私のことばへのこだわりも、演劇の歌を作ってきたことと大きく関わっています。
また、同じ詞でも、脚本のどういう流れの中で誰によって歌われるのかでそこから生まれてくる曲も全く変わってきます。ですから、たとえ脚本の執筆が遅れている場合でも、最低限その歌の歌われる場面までの脚本ができるまでは待って、作曲させていただいています。
演劇音楽の仕事では、脚本の劇世界に合った音楽を求められます。
私が今まで作曲したことのある劇の設定は、一例ですが、
・万葉の伝説
・チャイナタウンを舞台にした華僑の物語
・海中を舞台としたスペクタクルファンタジー
・日本伝承民話、
・戦時中の学徒動員の物語(軍歌等)
・第二次世界大戦中のポーランド(アウシュビッツ)を舞台にした物語
・絵本の中の不思議な世界
・中高生の日常の物語
などがあり、その中で普通の劇中歌だけでなく
・オーケストラ風
・京劇風
・マーチ風
・ロックソーラン風
・ハードロック風
・ジャズ風
・サンバ風
・アニメソング風
・わらべ唄
・神楽
・校歌
・軍歌
などさまざまなジャンルや作風の音楽を作ってきました。
また、劇音楽ではありませんが、落語家さんの出囃子を作曲させていただいたこともあります。
アレンジも劇世界や曲世界に合わせて、オーケストラ、バンド、和楽器によるお囃子、シンセサイザー、アカペラ合唱など多様な編成で表現しました。
多くは、いわゆる打ち込みによる音源作成でしたが、生演奏録音用の作曲の経験もあります。
打ち込みの場合もなるべく生楽器に近い音色を好んで使い、どちらかというとシンフォニックなアレンジを得意としています。
必要に応じて仮歌入り音源を作成したり、歌唱指導もさせていただいています。
※子どもが演じる劇やミュージカルについては、『子どものための歌・愛唱歌』と『歌曲・合唱曲』のページに関連の実践を書いていますので、ぜひあわせてお読みください。
実績例)
●プロ劇団
劇団銅鑼 『語り芝居 はやたろう』→『サウンド&動画ギャラリー』に音源(映像)があります。
ぬいぐるみ人形劇ショッコラン 『ありがとうのえほん』
あそび表現Museumアフタフバーバン 『おばあちゃんの記憶』(編曲)→『サウンド&動画ギャラリー』に生演奏アレンジの演奏動画があります。
●市民ミュージカル
青葉区小中高生ミュージカル(神奈川県横浜市)(2001~)
神奈川区民ミュージカル(神奈川県横浜市)(2005,2009)
●アマチュア劇団
地域演劇教育集団劇団ひこばえ(神奈川県横浜市)
『街に陽が昇る』
『よこはまの夜間中学に灯がともる』
『手児奈』
演劇集団素倶楽夢(神奈川県横須賀市) 『いのち輝く不思議の森』
●中学校演劇部のための劇中歌
横浜市立希望が丘中学校演劇部 『じゃがいもかあさん』他
横浜市立谷本中学校演劇部 『うるわしのカレーライス』他
横浜市立松本中学校演劇部 『じゃがいもかあさん』
●子どもミュージカルのための劇中歌
よみうりカルチャー錦糸町“子どもミュージカルゆうとぴあ”『ピーターパン』→『サウンド&動画ギャラリー』に挿入歌『ネバーランドの星』の、生演奏アレンジの演奏動画があります。
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他多数